平成22年度 君津商工会議所
元気企業選定理由概略


 総評
 当事業は、他の規範となる取り組みを評価し、その企業の良さを広く情報発信する事により、他の会員企業の経営改善等への積極的な取り組み意識を喚起し、地域経済の活性化や雇用の確保を図ることを目的としている。
 本年度は2回目の実施となるが、昨年度の応募企業に負けず劣らず、独自の視点や技術を有した事業所から応募いただいた。
 当事業は昨年度に引き続き工業部会からの企画・提案され、できるだけ多くの君津市内の企業を応援することで地域活性化につながればとの思いから、工業部会以外の企業にも応募をしていただくことになった。会頭をはじめとする役員・各部会の部会長のご理解・ご協力を得て当事業が遂行できたことに深く感謝するものである。


 選考理由
共通の選考理由は以下のとおりである。
@ 当事業の情報を迅速かつ的確に把握し、自らの意思で積極的に参加したこと。
A 認定期間中(平成22年度〜平成25年度)、事業の継続性があると認められること。
B 詳細は個別選考理由で述べるが、各企業ともに独自の視点・技術を有していること。 


       

  個別選考理由
 有限会社 石川商店
 当社は、お米屋さんというよりは自然食品の専門店、とりわけ、雑穀の取り扱いについては、他社に負けない独自性を有していた。雑穀をお客さんに見てもらいながら量り売りしており、全国の生産者から直接仕入れた選りすぐりの雑穀を、これだけ取り揃えている店は全国的に見てもほとんどない点などが高く評価された。
 また、五穀米など穀物をおいしく食べるための商品開発も行っており、この分野については、日本のパイオニア的存在企業である点も高く評価された。
       
 株式会社 鳳機工
 当社は主に発電所施設の部品をメインに機械部品を製造している企業である。ただ機械任せで製造部品を加工しているだけでなく、精度が高くかつ製造コストも抑えることができる自社ならではの技術を有していることが高く評価された。
 また、一時は取引先の倒産から自社も多額の負債を抱えたが、経営者の努力でこの経営危機を乗り切った経営姿勢も高く評価された。

 株式会社 オールプロジェクトつばさ
 当社は、福祉のあらゆる分野を網羅できる事業所であり、「オールプロジェクト」という社名もそこから命名しており、君津においてはこのような事業所は他にない。また、自社においてホームヘルパーの育成事業も実施しており、そのまま就職できるような仕組みも構築しており、地域に根ざして地域の産業の下支えにも寄与している点が高く評価された。
 また、子育て支援事業にも進出しており、現代社会が抱える「少子高齢化」問題に民間企業として積極的に取り組んでいる経営姿勢も高く評価された。

 有限会社 かわな
 当社は、内房で昔から行われていた簀立て(すだて)漁を、その先駆けだった先々代の魂を受け継ぎ、「江戸前 海の幸」名物料理 江戸前簀立て盛り会席を提供し、なごみの空間を当たえつつ、君津の伝統を今に伝えながらも現在の顧客ニーズにあわせたサービス提供を実施している企業である点が高く評価された。
 また、食材についても、上総和牛、コシヒカリ、醤油、地酒、魚介類など、幅広く優良な地域の食材を活用し君津地域外にも情報発信を行うなどの地域貢献性の面も高く評価された。

 有限会社 内山建設
 当社は、主に一般廃棄物の収集運搬を行っている事業所であるが、出来る限り回収した一般廃棄物が最終的に「ごみ」にならないようにリサイクルする努力を行っており、また、環境に配慮した車両の導入を行うなど、環境面に対する経営姿勢が高く評価された。
 また、事故を未然に防ぐためにドライブレコーダー等、デジタルタコメーターの導入、毎朝のドライバーの血圧、アルコールチェックの義務付けなど、リスク管理に対する経営姿勢も高く評価された。

 株式会社 美磋インターナショナル
 当社は、同一市内において多店舗展開を実施し、スタッフの有効活用や、店舗ごとのコンセプトを変化させることにより、お客様の用途・世代のニーズにこたえられる仕組みを構築しつつ、また、IT技術も積極的に活用し、事業の効率化も図るなど、美容サロンの多店舗展開のモデルとなるような取り組みを実施している点が高く評価された。
 また、将来は海外進出も考えているなど、積極な経営姿勢も高く評価された。